峠下駅 (留萌本線)

◆歴史を刻む古い駅舎の峠下駅

歴史を刻む古い駅舎の峠下駅

影も形も消えていた東幌糠駅だったが、気を取り直して次の峠下駅へ向かう。国道233号線進んでいくと峠下駅方面に道道が分かれていた。ここを道道の方に左折し、しばらく行くと峠下駅があった。駅前に民家が1軒在るが、それ以外は無さそうだった。そして歴史を感じさせる古い駅舎が、暖かく出迎えてくれたのであった。赤い屋根がとても印象に残った。北海道の古い駅舎を今回の旅でいろいろ見てきたが、ほとんどすべてトタン葺きの屋根である。やはり、雪国には瓦葺の屋根は少ないようだ。

さて峠下駅は列車交換駅である。留萌〜深川間はここでしか列車交換ができない路線なのである。時刻表を見ていると、もう少しで列車が来る時刻なので、辺りを散策しながら列車を待つことにした。先に恵比島方面からキハ54がやってきた。少し遅れて幌糠方面からキハ54がやってきた。停車時間もそこそこに、両車両は各方面に走り出していった。ローカル駅のローカルな風情を満喫でき非常に満足できた駅であった。

 

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