舎熊駅 (留萌本線)
◆錆び付いた貨車駅の舎熊駅
比較的新しかった信砂駅を後に次の舎熊駅に向かった。日本海の雄大な景色を眺めながら早朝の海岸線は眩いばかりの朝日を浴びてキラキラと輝いている。早起きは三文の得であろう美しい景色は、しっかりとこの目に焼き付けておこう。
程なくして舎熊駅に着いた。駅前はそこそこ賑やかなところで田舎の風情が感じられる。そして駅は貨車駅だった。旧駅舎は解体撤去され、遺跡のように残った基礎のコンクリートの上に貨車が置かれている。これも旧駅舎と貨車駅との見事なコラボレーションなのだろう。しかし、貨車の外観の錆が酷い。先ほどの礼受駅と比べてもここのほうが、錆が酷いように思う。やはり、海に近いので潮風の影響をもともに受けるのだろう。中に入れば、ほかの貨車駅同様、綺麗にされていて何も問題ないのだが、見てくれがあまりにも錆び付いているには、閉口するばかりであった。駅から見える日本海は清清しくてとても心和むものがあるが、ペンキ代ぐらいだして塗り替えようよ、JR北海道さん。
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