ホームの無い臨時駅だった浜中海水浴場駅跡

◆ホームの無い臨時駅だった浜中海水浴場駅跡

まだ日が昇りきっていない瀬越駅を出て、次の礼受駅に向かうが、その途中にある浜中海水浴場には、夏の間だけ停車する臨時の駅があったそうだ。1995年を最後にこの臨時駅は、開設されなくなったようだ。どうしてなのかは分からない。JRは乗客サービスより収益優先の企業ゆえ、儲からないことはしないのだと筆者は勝手に推測するのである。面白いことにこの臨時駅は、ホームなどの設備は無かったらしく、開設時にJRの職員が、停車した列車のドアにタラップを持って列車への乗り降りをさせていたとWikipediaには記されている。実際に見たことが無いので、どういう風に乗降していたのか頭の中で想像してみるのも楽しいもんだ。国道を挟んで、留萌本線と浜中海水浴場が接近していて、ちょうど空き地のある辺りに、臨時駅があったと筆者が勝手に推測している場所をビデオに写しておいた。海岸へ出れる空き地がある一番良い場所のようなところなのだが。